PHPのインストール
1.データベースサーバーをインストールデータベースを使われる方は、PHPをインストールする前に
まずデータベースをインストールする必要があります。
データベースサーバーには高速動作が売りのMySQLを使用しましょう。
VineLinux3.0からはSynapticというパッケージ管理ツールがありますので、
それを使ってインストールします。(端末からsynapticと打って起動)
インストールするパッケージは以下の通りです。
端末から mysqlshow と打って表が表示されたらインストールされています。
インストールが終了したら、端末から #mysql -uroot と入力します。
その後、mysql>set password=password('パスワード'); でパスワードを設定してください。
このパスワードが以降のrootのパスワードになります。
終わったら、mysql>exit と入力して終了させます。
上と同じようにSynapticパッケージマネージャからインストールしましょう。
以下のパッケージをインストールします。
次に設定ファイルの編集を行います。
ここから下の操作はWindowsから行えます。Webminを利用しましょう。
テキストエディタ(Webminのファイルマネージャなど)から
/etc/php.ini をひらいてみましょう。
その下の方に
mbstring.internal_encoding と mbstring.http_output の設定があるので
その部分を以下のように変更してください。
mbstring.internal_encoding = SJIS
mbstring.http_output = pass
設定が終了したらApacheを再起動させましょう。
# /etc/init.d/httpd restart と打てば再起動できます。
テキストエディタでtest.phpを作り、
その中に<?php echo"test"; ?> と記述してください。
そのファイルをドキュメントルートにアップロードし、
http://localhost/test.phpにアクセスしtestが表示されればOKです。
3.phpMyAdminのインストール
phpMyAdminのインストール法を説明しましょう。
phpMyAdminはブラウザ上からデータベースサーバーを操作できる
非常に便利なツールです。
http://www.phpmyadmin.net/home_page/index.php
↑からダウンロードしてきた phpMyAdmin-2.6.1-pl3.zip を解凍ソフトで解凍します。
WindowsマシンからでOK。
その中の config.inc.php を編集をします。
80行目
$cfg['Servers'][$i]['password'] = ''; // MySQL password (only needed
の欄にMySQLのパスワードを入力します。
405行目
$cfg['DefaultCharset'] = 'iso-8859-1';
を $cfg['DefaultCharset'] = 'ja-euc'; に変更してください。
これで最低限の設定は終わりました。
あとはVineLinuxのFTPサーバーに接続し、
すべてのファイルをアップロードすれば動きます。
外部から操作されないように、アップロード先のディレクトリに
.htaccess ファイルを置いてください。
.htaccessファイルの内容は以下のようにします。
order deny,allow
deny from all
allow from 192.168.
allow from 127.0.0.1
これで外部からのアクセスは遮断されます。
あとはフォルダごとサーバーにFTPでアップロードしてください。
そして http://自分のサーバーアドレス/phpMyAdminのフォルダ名/
でアクセスすればOKです。